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コラム追加しました。

ドラゴンズの04年から08年までの「野球の変化」について
まとめてみました。

何故ドラゴンズが今の形の野球になったのか。
落合竜になってからを追ってみました。

宜しかったら読んでみてくださいませ。


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昨今の日本野球の風潮…それは、
機動力重視の風潮が実に強いと思う。

例えば今年の阪神タイガース。赤星の好調、平野の加入により
攻撃のバリエーションが整った。

好調時のヤクルトを支えたのも川島の加入から
田中のエンドランなど。

広島も赤松の加入等が上げられ機動力重視の時代がある様にも見える。

では、何故機動力を使うのか?
今のドラゴンズに必要か?等を考えてみた。

この風潮がいっそう強くなったのは
04年のドラゴンズが優勝した時からだと思う。
※厳密にはもっと前からあるがより強い風潮が出たのはこの時がピークだと思う。

そもそも04年、なぜ機動力重視の野球を取ったのか?

そもそも12球団でもっとも本塁打数が少なく得点元に乏しかったのが事実。
この事実から展開してみると簡単なこと。

当時のドラゴンズは野球における武器になりえる「足」を
装備した選手が多数いただけ。これが原点。

足のある選手がそろうと、守備範囲は広くなる。
→守備範囲が広くなると、投手に安心感が出る。
→一発は広いナゴドで怖くない。
→ましてや守備範囲の広い選手がいるならそれ以外は無問題。
→強気の勝負が出来る。→失点は減る。

これが元。そして攻撃は…

足があっても打力に欠ける。
→足を絡めた攻撃を取らざるを得無い。
→その為、いかにノーヒットでの得点、と言うのを作るか

の流れになる。

私は機動力野球、所謂スモールベースボールが必ずしも「正解」だとは思わない。

野球ファンのバイブルとされている「マネーボール」
(2000年から4年連続地区優勝を成し遂げたオークランド・アスレチックスの
チーム編成の中心人物、ビリー・ビーンGMを描いた本。『マネー・ボール』の事。)
から見てみると、
エンドラン、盗塁などは単なるリスクでしかない。

俗に言うエンドランをしても「100パーセント」間違いない
シチュエーションと呼ばれている代表例、
一番簡単な物は2アウトランナー1塁、カウント2-3のときぐらい。

また盗塁の部類に入ると
打者は2番打者。2アウト時くらいであろう。

打力があるならそれに頼らなくても良いと思う。
しかし打線は水物。

打たなければ走る…と言うのももちろん間違いではない。

しかし、それはあくまでリスクと天秤にかけて得られるものなのか?と言う事。


ここが昨年の荒木の年俸で揉めた件ですね。

盗塁王…マネーボールで言うなれば
極端な言い方すると「リスク」を多く犯した、と言う事。

もちろんリスクから得たリターンもある。

しかし、このリターンと言うのが「得点」では無く「進塁」で有った場合、
「ハイリスク、ローリターン」と言わざるを得ない。

ここは後ろを打つ井端に掛かっている。
荒木の年俸の鍵は井端にあるw

これらの理論を考えると
走らないのも「ローリスク、ハイリターン」と呼べるかもしれない。

当然動かないのも必ずしも正解とは限らない。

そもそも、野球にも「勝負士のカン」が必要な場合が多数ある。

このカンの中から以下にリスクの少なくリターンが高いものを選択できるか、
が監督としての素養なのかもしれない。

面白みにかけるがそれはそれでありだと思う。

例えばバントが良い例。
リスク回避の常套手段。

盗塁をせずに使う進塁の方法。
ゲッツー回避でもある。


話を戻そう。

現在ドラゴンズでこのリスクに相当する作戦が立てられるか?がポイント。
以前話した様に福留と言う、走れる好打者がいない。

実はこう考えると福留はスモールベースボールのキープレイヤーだったと思う。
中距離打者にして走れる。

このリスクを軽減できるほど打力でカバーできるプレイヤーの成長が急務。
それをなくして機動力を取る必要性が無い。

水物に頼るのも酷に感じるが、
一発で得た得点を守りきるだけの投手力はある。

今季のドラゴンズは実に分かりやすい野球をしている。
そんな毎年変化を見せるドラゴンズが私は好きだ。

未完の選手も多数いる。

完成されたベテランもいる。

私は若手を見るのも好きだが
ベテラン選手を見るのはもっと好きだ。

走れない?素人好みの展開?

どんな野球をしようとドラゴンズの試合を見るのが楽しくてしょうがない。
いや…ドラゴンズに限らず色んな野球を見るのが好きだ。

その年、その年のチームカラーの変化を追うのも
野球を楽しむポイントだと思う。



私は最近の「スモールベースボール万歳」の風潮が嫌いだ。


もちろん、玄人好みの試合展開は好きだが、
何でもかんでも走れ、動けと言う風潮に疑問を持った、と言うお話でした。




昨日はドラゴンズが中止で退屈だった~と言うおっさんのボヤキでした~…。


※ノムさん…相手を挑発するのやめようよ…
聞いてて実に不愉快だ…。




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前回FAについて選手目線で考えてみました。

今回は球団側として考えてみました。
※ファン目線ではありません。球団目線です。

○FA宣言の選手に対して
まず選手のFAする目的を考える。

1.選手が単に球団を変えたい、つまり仕事場の環境を変えたいと考えているか、

2.希望する年俸がもらえそう、つまり金銭的に訴えてのことか

3.憧れの球団に移籍したい、との事か?

この3つに分かれると思われる。

1.職場環境を変えたい、と言う希望であれば
もはやとめようが無い。

例えばドラゴンズで言う野口であったり前田で有ったり。

特に野口の場合まだ出来る、出場機会を!と求めて出て行った。
※今ぜんぜんでてないじゃん、と言う突っ込みは無し。

出場機会を求めて、必要とされている所で働きたいと言うのは人の性。
まぁ、この場合は仕方が無い。とめようが無いですね。

3.もそう。もともと好きな就職先にいけなかった、と考えれば
当然の主張、権利であろう。これもとめられない。

で。問題は2。

ぶっちゃけ最近の選手は球団の足元を見る事が多い。

必要選手であれば「出て行く」と言う脅しをすれば
上積みするし、他球団の戦力をそげるチャンス。
獲得に名乗りを上げるであろう。

そうなればマネーゲームは必至。

ここで言いたい事は一つ。


2004年の出来事忘れてないか?


球団経営圧迫し、企業として成り立たなくなった為に合併をした。
しかし選手会にそれを反対された。

では選手は何を譲歩したのか?

交流戦?05年以降試合数減ってるし観客動員数も減っている。
04年以降マネーゲームで出て行った選手、
年俸でもめた選手が何人いた?

こう言っては何だが、選手は球団に何一つ譲歩していない。

※多額の金額を出す馬鹿な球団が一球団でも居る為、おかしくなっているがw

この選手たちの喉下過ぎれば~の態度はいささか頂けない。

よく選手たちが口にする発言、
「最高の評価をしてくれる所の話を聞きたい」

ふざけるなとも取れる発言。

もはや年俸高騰に歯止めが利かない状態になっている。
そうなれば桁が違うメジャーに選手が流れるのも当然である。


選手たちには2004年の出来事が
もう少し歴史的に激震が走ったと言っても良いくらいの出来事だと
受け取って欲しい。

また、日本の規約もおかしい。
NPBは一定の規定をそろそろ設けるべき。

メジャー移籍する際、その後の日本球界復帰が困難になる等
デメリットが無さ過ぎる。

またFA移籍の為、メジャーからの人的保障も求められてしかるべき。

そろそろ海外と日本の垣根を取る良い機会だと思う。

メジャー協会との話し合いもそこそこ行うべきだ。

それが定義されない限りいつまでも日本球界は危ない。



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さて…中田KO、打線も10安打で3点。序盤にチャンス作るも点が取れず。
川井もリズム崩しKO。

収穫はルーキー赤坂初登板、斉藤好調維持くらいか。


さて。試合は語るも、点数が取れていないが
10安打を打っている。そのうち繋がるとは思う。

問題は先発投手陣について。

悪いながらも試合を作る事が
今シーズンの中田、朝倉には無い。

その両投手について
監督はどの様に見ているかを私なりに分析してみた。


○本日コメント
(中田について)何をそんなに過大評価してるの。選手をみんな過大評価しすぎ。

ん~…これは難しいです。以前中田についてのコメント、

○4/22のコメント
(中田は)もっとよくなるでしょ。1-0で完封するピッチャーになるよ。
本当にあいつがもっている力を出せば、1点やったら完封できるピッチャーになっていかないと。

(中田のプロ初完封に)しているもんだとばっかり思っていた。本当に良くなればいつでも完封できるピッチャーだ。完封したんだから、中田をほめていい。

要するに。

中田の素材は一品。しかし現在の調子は当然分かっていた事、と取れる。
健太抹消の今、中田まで抹消する事は出来ない。

○4/8コメント
中田は丁寧に行き過ぎている。試合で投げていけば、良くなるんじゃないか

以前この様にも述べている。健太と違いローテから外さず
試合で修正させている様にも見える。


落合監督の恐ろしい所はまさにここにある。

実績、実力のある選手に居場所を与える。
そして居場所を与える以上、何があっても任せる。責任感を持たせる。

例えば岩瀬。

守護神としての地位を与え(もちろん岩瀬自身が勝ち取った地位でもある)
「何があっても」試合の最後は絶対お前だぞ!と言う信頼感。
一本芯がしっかり通っている。
日本シリーズの最終戦などが良い例。

逆にこの「何があっても」と言うのが恐ろしい。

例えば5/17の横浜戦。どんなに岩瀬がつるべ打ちされても
微動だにせず換えるそぶりは一切無し。
最後を任せている以上、絶対に変えない。

居場所を与えるが責任も持たせる。

そんなやり方に選手はやりがいを感じ、意気に感じるのではないだろうか。

そう。中田も同じ。
中田はレギュラー(いわゆるローテ投手)の一人。
そう簡単には下に落とせない。
健太もそうだった。
しかし、試行錯誤の上ダメと判断された。
健太に関しては後述。

健太を落としその上ローテ中心。
20番を自ら与えた投手にそうやすやすと責任を放棄させないのだ。

その為今の状態は分かりきっている。
しかし自分で何とかしろ、と言う無言の育成に見える。
一流への道を一歩一歩歩かせている。


さて健太。
まず5/29のコメント。

「相手ピッチャーに27球でパーフェクトやられてもいいんだ。
打てると思った球を打ちにいってなら。それを打ちにいく勇気。
日頃から言ってるけど、邪魔するものがあるんだな。
同じことは 逆のことは健太にも言える。
自分の手を離れたものに関しては責任を負えないんだ。
投げたボールを打つか、打たないか。
その主導権を握っているのはバッター。その先のことを心配してもどうしようもない。
プレーヤーの責任。 絶対に打てると思って打った。
(なのに)凡打したらどうしよう・・・。その先が邪魔してると思う。それが現状。」

これは健太の事だけでなく現状の打者に対しても当然同じ事を言っているが
まず健太への解釈を…

結論から言ってしまえば
「打たれても良い。自分の信じる球を投げ込む勇気」と言っていると思われる。
健太は曲がりなりにも2年連続2桁勝利しエースへの道を確実に歩み始めた投手。
もっと自信を持て!という事。

そして赤字の部分が一番大事。
これは素で解釈するとそのままだが私には先程例を挙げた
責任を与えた、つまり居場所を健太に与えた落合と健太の関係の事を
言っている気がしてならない。

つまり…
「自分(監督)の手(指導)を離れたもの(健太自信)に関しては
オレは)責任を負えないんだ。」

と私は勝手に解釈した。

健太自身、必死でもがいて苦しんだ。
以前落合監督はねを上げるまでスタメンは変えないと言っていた。

健太は試行錯誤、コーチと話し合いをしたと言っている。
それでも修正できなかった。それで下に行ったと思われる。

健太は絶対帰ってくる。そう確信している。


そして打撃陣。
「相手ピッチャーに27球でパーフェクトやられてもいいんだ。
打てると思った球を打ちにいってなら。それを打ちにいく勇気。
絶対に打てると思って打った。
(なのに)凡打したらどうしよう・・・。その先が邪魔してると思う。それが現状。」

積極性を促している。
結果どうこうよりも積極的に手を出せるか。
私は井端に言っている様に見える。

井端は最近見逃し三振が多い。

手を出せ。

つまり結果が出ていない、と言うより
三球空振り三振の多い英智、ビョンギュなどを
辛抱強く使っているのもそういう積極性があるからとも取れる。

もし英智に積極性が無くなった時、
藤井にスタメンの座は奪われると思う。


逆に言えば指揮官からすると
今は結果を求めていない時期とも取れる。


まだまだこれから!

奮起を期待したい。





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澤井が外野守備練習を行っていた。

左の若手外野が少ない為、それもありかと思う。

俊足広守備範囲の外野が英智、藤井についで三人目となれば
実に面白い外野守備陣形になる。

さて、それは置いておき、
澤井は現在のドラゴンズでは数少ないスイッチヒッター。
(他のスイッチは普久原がいる。)

まずスイッチヒッターの利点。

それは当然相手投手が右であろうと左であろうと
一定のクオリティーが保てる「はず」の打撃スタイル。


左右苦にならないのが最大の利点。


しかし、技術的に問題点もある。

当然進塁打を狙う際、
相手投手が右なら引っ張る、左なら流すと
打席に入る状況により対応も当然異なる。

通常の右打者、左打者と違い、進塁打を狙うケースだけでも
覚える技術が複雑になる。

また純粋な左打者では無い為、
相手投手が左の場合、

内野安打の確率も当然左打者より低くなると言う点。

これが純粋な「右」「左」打者との大きな違い。

スイッチヒッターは当然、右打者でも左打者でもない。

それ程独特な打撃スタイルなのだ。


話を戻し、澤井。

彼の最大の売りは現状この「スイッチ」である事。
その為、スタメンで相手先発の左右に拘らず起用できる点である。

左投手なら外される、右投手なら外されるなどのケースが無いのである。

それをどう上手くアピールできるかがポイント。

これも立派な一芸なのでそのままでいて欲しい。

と、言うのも藤井が2年目からあっさり右に転向したのに
がっかりした為である。

正直、アレだけの足があるのであれば
長打力を求めて右に専念するのでなく
足を生かした左に専念してほしかった。

また右だと英智とキャラが被るw

荒木もスイッチに一度挑戦したのであれば左で言ってほしかったと言うのも
付け加えておこう。

荒木の何度「あと一歩で!」と言うシーンが多かった事か。


その為、澤井もスイッチから転向するなら
左で、と言うのを希望している。

と言うのも、ドラゴンズの選手で
ぼてぼての当たりで内野安打を期待できるシーンが
多い様で実は無いのだ。

お!内野安打かな?と言う当たりが
殆どアウトのケースが多い。

そう。理由は先に述べた様に荒木にしろ井端にしろ
「右」打者の為、あと一歩で!と言うシーンが実に多い。

澤井の足でなら!と思うが、
相手左投手では結局アライバと同じで
澤井の最大の武器、足を生かせない気もする。

まぁ実際、澤井の打席を私自身あまり見ていないので
何とも言えませんが…。

西岡剛ロッテ や金城龍彦横浜)では無く 
赤田将吾西武 理想のスイッチだと思う管理人のお話しでした。




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